競馬は少頭数のレースだと、馬連1点と全く同じ組み合わせの「1頭同士の枠連」があります。※9頭以上14頭以下のレース
実はこの「1頭同士の枠連」は狙い目で、馬連とオッズを比較してお得な方で買った方がいいです。
この記事では、実際の例も交えつつ1頭同士の枠連の狙い方を解説しています。
馬連メインで枠連のオッズを見ていない人は、知らず知らずのうちに損してしまっているかもしれませんよ。
少頭数のレースは1頭同士の枠連と馬連のオッズを見比べよう!!
枠連は、レースの出走頭数が9頭以上の場合のみ発売され、外枠から順に8つの枠内に馬が追加されます。
例えば12頭立てのレースだと、馬番号5~12番の枠が2頭で1枠となり、馬番号1~4番の枠が1頭で1枠になる・・・といった具合です。
枠 | 馬番 | 馬名 |
1 | 1 | キセキ |
2 | 2 | レイデオロ |
3 | 3 | エタリオウ |
4 | 4 | アルアイン |
5 | 5 | タツゴウゲキ |
6 | スティッフェリオ | |
6 | 7 | マカヒキ |
8 | ショウナンバッハ | |
7 | 9 | クリンチャー |
10 | ノーブルマーズ | |
8 | 11 | スワーヴリチャード |
12 | リスグラシュー |
こちらは2019年の宝塚記念ですが、この場合、1~4番の中で作る馬連の組み合わせは、すべて枠番号1~4番の中で作る枠連と同じ組み合わせになります。
例えば、エタリオウとアルアインの馬連(3-4)は、3-4の枠連と同じ組み合わせという事です。
当たり前ですが、同じ組み合わせなら配当の高い方で買った方がお得ですよね。
このように、1頭同士の枠連が狙える場合には、双方のオッズを見比べて配当が高い方で買うようにしましょう。
少頭数のレースで枠連が馬連よりお得になった例
実は結構あるんですが、実際のレースで枠連が馬連よりお得になった例を1つ紹介しておきます。
こちらは2019の毎日杯(G3)。13頭立てで、1枠1番のランスオブプラーナが1着、2枠2番のウーリリが2着となったレースです。
このレースでは1枠と2枠の1頭同士の枠連が的中で、これは馬番号1と2の馬連と同じ組み合わせです。
枠連 | 1-2 | 1,420円 |
馬連 | 1-2 | 1,230円 |
しかし、配当をみると同じ組み合わせなのに枠連の方が明らかにお得になっています。
枠連は14.2倍、馬連は12.3倍なので、
- 1,000円買った場合 → 枠連の方が1,900円お得
- 10,000円買った場合 → 枠連の方が19,000円お得
・・・金額にしてみると、結構違いますよね。
全く同じ組み合わせなのにここまで配当が違うのであれば、これを狙わない手はありません。
まとめ:「1頭同士の枠連」は積極的に狙おう!!
枠連は馬連に比べて人気がない(売上が少ない)ので、オッズが荒れやすい傾向にあります。
少頭数のレースである「1頭同士の枠連」は馬連1点と全く同じ組み合わせなので、オッズを見比べて配当が高い方で買った方がお得です。
馬連の方がお得な場合ももちろんありますが、記事内であげた例のように配当が大きく異なる場合も少なくないので、ぜひ覚えておきましょう。