【必見】同枠の枠連(ゾロ目)のオッズが馬連より美味しい理由

【必見】同枠の枠連(ゾロ目)のオッズが馬連より美味しい理由

同枠の枠連(ゾロ目)のオッズは、全く同じ買い目の馬連と比べて配当が少し高い場合が多いです。

その理由は、同じ買い目でも大金を賭ける人は馬連を選ぶからだと考えられます。

・・・という事はつまり、私を含め一般的な競馬ユーザーからすると、同枠の枠連は狙い目です。

この記事では、同枠の枠連が美味しい理由を実例や注意点とあわせて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

同枠の枠連(ゾロ目)のオッズが馬連より美味しい理由

現在の競馬では、枠連は馬連の1/4~1/5程度しか売上がありません。

とは言え、そもそも枠連は組み合わせの数が少ないので、単純に枠連が売れていないという話ではありません。

※16頭立ての場合、枠連はゾロ目を含めて36通り、馬連は120通り。

 

しかし、売上金額が少ないぶん枠連で特定の買い目に大金をぶち込むと、馬連よりオッズが下がりやすいんです。

馬券が的中した時の配当の仕組みは、ザックリ言うと「ハズレ馬券の金額を山分け」です。

的中馬券に対してハズレ馬券の比率が下がると、払戻の原資となるハズレ馬券の金額が少なくなってしまうので、配当も低くなる(=オッズが下がる)仕組みです。

 

このような仕組みである以上、同じ買い目でも大金を賭ける人は馬連を選ぶと考えられます。

大金を賭ける人が馬連を選べば馬連のオッズが下がるので、必然的に同じ買い目でも同枠の枠連(ゾロ目)のオッズが馬連より美味しくなる場合が多いのでしょう。

同枠の枠連の配当が馬連より明らかにお得になった例

2019年・高松宮記念の配当

上記は2019年の高松宮記念(G1)の配当です。

2枠3番のミスターメロディが1着・2枠4番のセイウンコウセイが2着となり、枠連2-2(同枠)・馬連3-4が的中となっています。

2着・3着が12番人気・17番人気で決まって、大荒れとなったレースですね。

 

配当をみると、馬連が30,530円(305.3倍)に対し、枠連は33,310円(333.1倍)とかなり差がついています。

仮に1,000円分の馬券を買っていたとすると、その差は27,800円もありますから、メチャクチャ大きいですよね。

ここまで大きな差がつくケースはレアですが、同枠の枠連の破壊力が十分に伝わる例ではないでしょうか。

同枠の枠連の配当が馬連より損になってしまった例

枠連の方がオッズが美味しい場合が多いのは事実ですが、逆に馬連の方がお得になってしまうケースももちろんあります。

2019年・アーリントンカップの配当

上記は2019年のアーリントンカップ(G3)の配当です。

5枠9番のイベリスが1着・5枠10番のカテドラルが2着となり、枠連5-5(同枠)・馬連9-10が的中となっています。

 

配当は馬連が36,120円(361.2倍)に対し、枠連は28,780円(287.8倍)と、こちらもかなり差がついています。

5-5の枠連を1,000円分買っていたとすると、馬連に比べて73,400円も損するという笑えない配当です。

ここまで差がつくケースはもちろんレアですが、枠連にしたことで損してしまうパターンを避けるために、これから解説する注意点をしっかり頭に入れておきましょう。

同枠の枠連(ゾロ目)を買う時に注意したい2つのこと

同枠の枠連(ゾロ目)を買う時には・・・

  • 3頭の同枠は買わない
  • 締め切り直前まで買わない

この2点に注意する必要があります。

3頭の同枠はリスクがあるから買わない!!

馬券は買い目に含まれる馬の内、レース前に1頭でも出走取消(除外)になると、購入金額が返還されます。

しかし、枠連の場合は枠連の形さえ成立していれば、返還対象となりません。

17頭・18頭立てのレースは「3頭で1枠」という枠がありますが、3頭の同枠の枠連を買った場合、内の1頭が出走取消になったとしても購入金額が返還されないという事です。

 

たとえば有力馬2頭・論外1頭の3頭で1枠の枠連を同枠で買っていた場合、有力馬の1頭が除外されると目も当てられません。

こういったリスクのある枠連は買わないようにしましょう。

枠連で馬が出走取消になった時の返還ルールまとめ

なるべく締め切り直前まで買わない!!

同枠の枠連は馬連よりオッズが美味しい場合が多いですが、逆に馬連の方がお得な場合ももちろんあります。

「美味しいと思って枠連を買ったけど、いざ締め切りになったら馬連の方がお得だった…。」なんてパターンは絶対に避けたいところです。

 

枠連に限らず、馬券は締め切り直前が一番売れるので、締め切り直前は結構オッズが変動します。

ネット投票が主流となっている現在は、締め切り直前までオッズとにらめっこしている人がたくさんいると考えておくべきです。

よって、同枠の枠連を狙う場合には、なるべく締め切り直前まで買わないようにしましょう。

まとめ:同枠の枠連(ゾロ目)を狙えそうな時は積極的に狙おう!!

枠連は馬連より売上金額が少ないぶん、特定の買い目に大金をぶち込むと馬連よりオッズが下がりやすいです。

同枠の枠連のオッズが、全く同じ買い目の馬連と比べて配当が少し高い事が多い理由は、この性質により、大金を賭ける人が馬連の方を選ぶからだと考えられます。

よって、そこまで大きな金額を賭ける訳ではない、我々一般的な競馬ユーザーからすると、同枠の枠連は狙い目です。

お得になる場合は多いものの、逆に損するパターンももちろんあるので、注意点をしっかり頭に入れた上で同枠の枠連(ゾロ目)を狙っていきましょう。

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