【危険】馬連のボックス買いはやめた方がいい理由

【危険】馬連のボックス買いはやめた方がいい理由

「1着・2着はこの3頭で決まりそうだけど、どれが1着になるか全然わからないな・・・」

そんな時に有効なのが、馬連のボックス買いです。※この場合は3頭ボックス

しかし、馬連ボックスは買い目ごとに金額を調整できないという問題があります。

馬連ボックスという買い方自体は悪くないですが、実際に買う場合は金額を調整して別々に買うことをおすすめします。

もくじ

馬連ボックスは買い目ごとに金額を調整できない!!

たとえば、3頭の馬連ボックス(◎・〇・▲)を買うとします。

この場合、3頭で作れるすべての組み合わせの馬連を買うことになるので・・・

馬連3頭ボックスの中身(3点)

  • ◎ – 〇
  • ◎ – ▲
  • 〇 – ▲

3頭ボックスの中身である、この3点の馬連を買うのと同じ意味合いになります。

ここで問題なのが、3点の馬連はオッズが異なるのに、ボックス買いだと買い目ごとに金額を調整できないことです。

 

馬連ボックスで買うという事は、選んだ馬の中でどの馬がくるかわからない = 選んだ馬に優劣をつけられない状態ですよね。

つまり、馬連ボックスの中身の買い目が的中する確率が、自分の中でそれぞれ差がないという予想をした訳です。

的中確率に差がないと予想したならば、的中時の配当が均等になるように金額を調整しなければいけません。

馬連ボックスが的中した際の配当パターンの例

引き続き、3頭の馬連ボックス(◎・〇・▲)を例に解説していきます。

馬連3頭ボックスの中身(3点)のオッズ

  • ◎ – 〇…5倍
  • ◎ – ▲…7倍
  • 〇 – ▲…14倍

このようなオッズの場合、馬連ボックスで1,000円分(合計3,000円分)の馬券を買うと・・・

馬連3頭ボックス的中時の配当

  • ◎ – 〇…5,000円(+2,000円)
  • ◎ – ▲…7,000円(+4,000円)
  • 〇 – ▲…14,000円(+11,000円)

的中時の配当はこのようになり、どの組み合わせで決まったかによって配当が大きく異なります。

どの組み合わせで決まるかわからないからボックス買いをしたのに、的中時の配当が大きく異なるのはマズいですよね。

的中時の配当が均等になるよう金額を調整する!!

先ほどの例で言うと、馬連の3頭ボックスで的中した際に、〇 – ▲で決まると+11,000円で最も儲かります。

一方、◎ – 〇で決まった場合には+2,000円にしかならず、せっかく的中したのにあまり儲かりません。

 

「高目キター!!」「当たったけど安目か・・・」という風に楽しむのもアリですが、それだとギャンブルになってしまいます。

・・・それでもいいんですが、競馬で勝ちたいならギャンブル的な買い方は避け、予想を的確に反映した馬券の買い方をしなければいけません。

 

たとえば、上記の例で的中時の配当が均等になるように金額を調整すると、以下のようになります。

馬連のオッズと購入金額

  • ◎ – 〇…5倍 1,500円
  • ◎ – ▲…7倍 1,000円
  • 〇 – ▲…14倍 500円

的中時の配当と収支

  • ◎ – 〇…7,500円(+4,500円)
  • ◎ – ▲…7,000円(+4,000円)
  • 〇 – ▲…7,000円(+4,000円)

ザックリと金額を振り分けましたが、どのパターンで決まっても大体同じ配当になるよう調整できました。

 

ここはあまりシビアに調整する必要はないので、ザックリ配当が平たくなるように金額を調整すればOKです。

そもそもオッズは常に変動するので、完璧に均等に調整するのは不可能ですからね。

 

馬券の買い方でとにかく重要なのは、自分の予想をなるべく的確に反映させることです。

馬連ボックスの場合は中身の的中確率に差がないと予想しているので、このように的中時の配当が均等になるよう調整すれば、予想を的確に反映した馬券の買い方であると言えます。

まとめ:馬連ボックスは金額を調整して別々に買おう!!

馬連ボックスという買い方は、

  • 1着・2着が選んだ馬の中で決まる
  • どのパターンで決まるか全く予想がつかない

こういった時に有効ですが、買い目ごとに金額を調整することができません。

馬連ボックスで買う = 的中確率に差がないと予想したならば、的中時の配当が均等になるよう、金額を調整して別々に馬連を買うようにしましょう。

ある程度的中時の配当が均等になるよう金額を調整できれば、馬連ボックスで買おうと思った自分の予想を的確に反映することができ、効率のいい馬券の買い方ができますよ。

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