競馬で1着になる馬を当てる「単勝」は、数ある馬券の中でも最もシンプルな買い方です。
この記事では、単勝で狙うべき馬や逆に狙ってはいけない馬など、単勝馬券で勝つための買い方・コツをまとめています。
もくじ
競馬は1着になる馬を当てるのが一番簡単。
めったに単勝馬券を買わない私の友人が言うには、「単勝は当たる気がしないし当たっても安いからあまり買わない」そうです。
しかし、それは間違っています。
なぜなら、競馬は1着を当てるのが一番簡単だからです。
例えば、2着を当てろと言われたらそれは難しいです。
勝っちゃダメだし、3着でもNGですからね。
でも1着なら、勝ちさえすればあとは何馬身突き放してもOK。
2着を当てるよりも3着を当てるよりも、4着,5着を当てるよりも1着を当てる方がはるかに簡単なんです。
・・・そう考えると、単勝ってなんか簡単な気がしてきませんか?
少なくとも、変な先入観で単勝に難しいというマイナスイメージを持つ必要はないはずです。
単勝で狙うべき馬・狙ってはいけない馬
単勝を買う上で一番重要なのは、ちゃんと勝ち切れる馬を狙う事です。
単勝は1着を当てる馬券なので、当然ですが買った馬が2着や3着になっても意味がありません。
「そんな当たり前のこと言われても・・・。」
もしかしたらこう思われたかもしれませんが、意外にも多くの人が勝ち切れない馬の単勝を買ってしまっているんです。
繰り返しになりますが、単勝は1着を当てる馬券なので2着や3着に入っても0円です。
・・・にも関わらず、1着になれなくても2着や3着には高確率で入ってきそうな、安定感のある馬の単勝はメッチャ売れるんです。
極端な話で言うと、単勝で狙う馬は1着か馬券外…いわゆる「ピンかパーか的な馬」が理想なんです。
理由は単純で、ピンかパーか的な馬は安定感のある馬に比べて人気しないからです。
→単勝で狙うべき馬・狙えるパターンを紹介!!(準備中)
上記の記事では具体的に狙えるパターンや、安定感のある馬が過剰人気になっている例なども紹介しています。
シンプルに「勝つ確率 > 単勝オッズ」なら買い!!
馬連や3連系の馬券を買う際には2着や3着になる馬も予想しなければいけませんが、単勝は1着になる馬と勝つ確率を考えるだけでOKです。
- 1/(単勝オッズ)より1着になりそう → 買う
- 1/(単勝オッズ)より1着にならなそう → 買わない
「単勝オッズ = 馬券購入者の投票で決まったその馬が1着になる確率」
なので、それが過小評価だと思えば買うし、妥当あるいは過大評価だと思ったら買わない。という感じですね。
・・・簡単に言ってしまいましたが、狙った馬の単勝オッズが過小評価なのか過大評価なのか、それを判断するのはなかなか難しいです。
【競馬】人気サイドの単勝は勝てない(難しい)理由というか、過小評価なのか過大評価なのか比較的判断しやすい馬 = 人気サイドの馬の単勝で勝つのは実はかなり難しかったりします。
「単勝多点買い」はアリ?
単勝は基本的に「1点買い」で攻めるべきと思っていて、個人的に「多点買い」はあまりおすすめしていません。
その理由は単純で、そもそも単勝は配当がそこまで高くならないので、必ず外れる買い目を増やすのは効率的ではないと考えるからです。
・・・ただし、状況によっては多点買いが有効なケースも実はあります。
→禁断の馬券術!?単勝多点買いのおすすめパターンを紹介(準備中)
私が単勝多点買い(主に2点買い)する時のパターンやルールなどは上記の記事にまとめてあるので、興味があれば覗いてみてください。
相手が絞れている場合は馬単も積極的に狙おう!!
大荒れのレースになると単勝万馬券(100倍)が飛び出したりしますが、単勝で現実的に期待できる配当はせいぜい10~20倍程度でしょう。
単勝はそれで良いのですが「もっと高配当を!!」と思うのなら、単勝と相性のいい「馬単」もおすすめです。
馬単は単勝の発展系と考えていて、単勝を買うより馬単にした方がいいケースなどもあります。
普段馬単はあまり買わないという人も、ぜひ一度馬単の買い方をチェックしてみてください。
まとめ:シンプルだけど難しい単勝馬券。
個人的に、競馬が競艇や競輪に比べて勝ちやすいと思うのは技術介入・知識介入要素が多いからだと考えています。
単純にレースの出走頭数が多いのはもちろん、馬だけでなく騎手、そして馬場状態やレース展開など結果を左右する要素が多く「予想で差がつけやすい」といった感じでしょうか。
単勝で勝つ為の買い方はとてもシンプルで、1着になれそうな馬の中から過小評価されている馬を探すだけでOKなのは、記事内でもお伝えした通りです。
しかし、単勝はシンプルなので、他券種と比較してどうしても予想・買い方で差がつけにくいんです。
・・・なので、単勝はシンプルだけど単勝で勝つのは意外とシビアで難しいと私は考えています。