秋華賞2019の予想に役立つデータまとめ

秋華賞2019の予想に役立つデータまとめ

2019年10月13日、京都競馬場で行われる「秋華賞(G1)の予想に役立つデータをまとめました。

秋のG1シリーズ1発目、スプリンターズステークスはガチガチ決着でしたが、秋華賞はどうでしょうか。

この記事では過去10年データから秋華賞の傾向をまとめているので、ぜひ予想に役立ててください!!

もくじ

秋華賞2019の出走予定馬

馬名 性齢 騎手 斤量
エスポワール 牝3 シュタルケ 55
カレンブーケドール 牝3 津村 55
クロノジェネシス 牝3 北村友 55
コパカティ 牝3 ※未定 55
コントラチェック 牝3 ルメール 55
サトノダムゼル 牝3 M.デムーロ 55
シェーングランツ 牝3 武豊 55
シゲルピンクダイヤ 牝3 和田 55
シャドウディーヴァ 牝3 松山 55
シングフォーユー 牝3 藤岡佑 55
ダノンファンタジー 牝3 川田 55
トゥーフラッシー 牝3 55
パッシングスルー 牝3 戸崎 55
ビーチサンバ 牝3 福永 55
フェアリーポルカ 牝3 三浦 55
ブランノワール 牝3 浜中 55
メイショウショウブ 牝3 池添 55
レッドアネモス 牝3 藤岡康 55
ローズテソーロ 牝3 横山典 55

2019年の秋華賞の出走予定馬19頭は上記の通りです。

このレースのフルゲートは18頭なので、ここから最低1頭は除外(または回避)されます。
※出走予定馬および枠順確定後に追記・修正します。

 

桜花賞を圧勝したグランアレグリアはスプリント路線へ。

そして、オークスを強い競馬で勝ったラヴズオンリーユーは怪我で回避。

 

・・・なんとも残念な感じですが、それによって2019年の秋華賞はより混戦模様になったと言えるかもしれません。

過去データからしっかり傾向をチェックして、予想していきましょう。

過去10年データから秋華賞の傾向をチェック!!

勝ち馬はすべて3番人気以内!!ガッチガチのレース

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
1番人気 4- 1- 2- 3/ 10 40.0% 50.0% 70.0% 79 82
2番人気 2- 2- 1- 5/ 10 20.0% 40.0% 50.0% 63 78
3番人気 4- 1- 1- 4/ 10 40.0% 50.0% 60.0% 279 126
4番人気 0- 2- 1- 7/ 10 0.0% 20.0% 30.0% 0 84
5番人気 0- 2- 1- 7/ 10 0.0% 20.0% 30.0% 0 95
6番人気~ 0- 2- 4-122/128 0.0% 1.6% 4.7% 0 34

秋華賞は過去10年、すべて3番人気以内の馬が勝っています。

馬券内(3着以内)で見ても3番人気以内の馬が18/30で60%を占めており、上位人気馬の信頼度が非常に高いレースです。

 

また、過去10年で3連単の配当が10万円を超えたことすら1回しかありません。

過去10年で一度だけ3連単の配当が10万円を超えた2013年も、「1着3番人気・2着2番人気・3着15番人気・4着1番人気(ハナ差)という結果で、ほぼほぼ人気通りの決着でした。

とにかく荒れにくく、ガッチガチの決着になりやすいレースと言えます。

内枠有利のコースだが、枠順別成績はフラット

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
1枠 0- 3- 2-15/20 0.0% 15.0% 25.0% 0 65
2枠 1- 2- 3-13/19 5.3% 15.8% 31.6% 16 64
3枠 2- 0- 1-17/20 10.0% 10.0% 15.0% 66 43
4枠 1- 1- 0-18/20 5.0% 10.0% 10.0% 31 20
5枠 0- 2- 0-18/20 0.0% 10.0% 10.0% 0 35
6枠 1- 1- 2-16/20 5.0% 10.0% 20.0% 6 34
7枠 3- 1- 2-23/29 10.3% 13.8% 20.7% 34 119
8枠 2- 0- 0-28/30 6.7% 6.7% 6.7% 27 11

秋華賞が行われる京都内回り芝2000mは、スタートから1コーナーまでの距離が短く、また1コーナーの角度が急なので、内枠有利・外枠不利なコースです。

しかし、秋華賞に限ったデータだと、枠順による成績や回収率の差に顕著な傾向は見られません。

人気別成績と合わせて考えると、秋華賞は枠順関係なしに実力馬が好走するレースと言えるのではないでしょうか。

逃げ・先行馬有利のコースだが、差し馬の成績が優秀!!

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
逃げ 0- 2- 0- 8/ 10 0.0% 20.0% 20.0% 0 41
先行 1- 1- 3- 27/ 32 3.1% 6.3% 15.6% 9 48
中団 9- 4- 7- 66/ 86 10.5% 15.1% 23.3% 45 73
後方 0- 3- 0- 46/ 49 0.0% 6.1% 6.1% 0 15
マクリ 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

秋華賞が行われる京都内回り芝2000mは、「内枠有利・最後の直線が約330mと短め・ゴール前の坂なし」というコースなので、基本的には逃げ・先行馬が有利なコースになっています。

しかし、秋華賞に限ったデータだと、差し馬の成績が優秀です。

・・・しつこいようですが、秋華賞は脚質も関係なしに実力馬が好走するレースと言えるのではないでしょうか。

秋華賞の過去10年データからわかる傾向まとめ

  • 勝ち馬はすべて3番人気以内で、とにかく荒れにくいレース
  • 内枠有利のコースだが、枠順による成績の差はない
  • 逃げ・先行有利のコースだが、差し馬の成績が優秀

秋華賞の過去10年データから傾向をチェックしたところ、とにかく荒れにくいレースだという事がわかりました。

コース形態的には「内枠有利、逃げ・先行馬有利」というハッキリとした傾向があるにも関わらず、それらのデータを無視して上位人気馬がしっかり好走している感じですね。

 

牡馬の場合は3冠最後の菊花賞で長距離適正を問われますが、牝馬の場合は桜花賞が1600m、オークスが2400mで秋華賞は2000mです。

似たようなメンバー + 距離適性もある程度わかっている中でのレースになるので、予想する側からすると当てやすいレース = 荒れにくいレースとなっているものと思われます。

 

ただし、今年は例年と違って桜花賞馬とオークス馬が不在の中での開催となります。

傾向的にはとにかく荒れにくいレースですが、今年の秋華賞は少し荒れる可能性も頭に入れて、枠順なども考慮しつつ予想していきたいですね。

秋華賞2019の予想

すみません。記事追記できませんでした…汗

 

ダノンファンタジーは距離、クロノジェネシスは状態を不安視して無難にカレンブーケドールを1番手評価にしました。

馬体を戻してきて巻き返しが見込めそうなシェーングランツを相手で買いましたが、残念ながらハズレ。

ダノンは飛びましたが、結果的には順当に強い馬がワンツーを決めて、いつも通りの秋華賞という結果に落ち着いたのではないでしょうか。