地方競馬の名古屋競馬場が名古屋市→弥富市へ移転し、2022年4月8日から「新・名古屋競馬場」での開催がスタートしました。
という訳で、普段あまり名古屋には手を出さない私も参戦してみたのですが・・・
「名古屋競馬場の新コース、差し決まりすぎー!!」
今まで、名古屋競馬場と言えば「地方最短の直線・逃げ天国」のイメージでしたが、どうやら移転後の新コースは勝手が違うようです。
この記事では、移転して新しくなった名古屋競馬場コースの攻略ポイントとして、知っておくべき重要な2つのポイントを紹介していきます。
今までの名古屋のイメージで馬券を買うとやられるので、ぜひ参考にしてみてください!!
もくじ
ゴール前直線が240mに延長、西日本最長に!!
移転前の名古屋競馬場はゴール前直線が194mしかなく、全国に数ある地方競馬場の中で最も直線距離が短い競馬場でした。
・・・しかし、新コースは直線距離が240mに延長され、西日本の地方競馬場では最長のゴール前直線を有する競馬場になりました!!
ゴール前直線が伸びた事によって、逃げ馬が垂れやすく・差しが決まりやすくなるのは間違いありません。
たかだか46mの延長と思うかもしれませんが、もともとが194mしかなかった事を考えると約24%の延長ですから、大きいですよね。
「4コーナー曲がったらすぐゴール」の名古屋競馬場は、もう過去の話です。
3~4コーナーがスパイラルカーブに!!
名古屋競馬場の新コースは直線距離が伸びただけでなく、コース形態も変わった点が見逃せません。
特に重要なのは、3~4コーナーにかけてカーブの形状が「スパイラルカーブ」に変更されたトコロです。
入口のカーブは緩やかなのでスピードを落とさずに曲がりやすいが、出口付近はカーブがきついので外に膨らんでしまう。
スパイラルカーブによって、ゴール前直線で馬群がばらけやすくなります。
別の地方競馬場で言うと、船橋競馬場の4コーナーみたいなイメージですね。
馬群がばらければ前に行くための進路が広がりますから、当然、差し・追込が決まりやすくなります。
まとめ:名古屋競馬場の新コースは差しが決まりやすくなった!!
名古屋競馬場の新コースは「ゴール前直線の延長」と「スパイラルカーブの導入」によって・・・
- 逃げ馬が垂れやすく、差しが決まりやすくなった
- 馬群がばらけやすく、差しが決まりやすくなった
移転前の超絶前有利のコースから一転して、差しも決まりやすい競馬場になっています。
直線が短ろうが、馬群がばらけようが競馬は基本的に前が有利(ダートは特に)なので、新コースでも最も馬券に絡みやすいのは逃げ・先行脚質の馬になるはずです。
しかし、名古屋競馬場の新コースは移転前と比べて明らかに差し馬のチャンスが広がったコース形態になっています。
以前までの感覚で「名古屋はとりあえず逃げ馬買っとけ」の精神だと間違いなくやられるので、これから名古屋競馬の馬券を買う際には「差し馬を軽視しすぎない」よう、十分注意してください!!