2019年10月6日に京都競馬場で行われる「京都大賞典(G2)」の予想記事です。
例年、少頭数であまり荒れないレースですが、個人的に今年は荒れる可能性が十分にあるとみています。
1枠2番の「アルバート」に注目です・・・!!
記事内では、出走予定馬や過去10年データから傾向をまとめているので、ぜひ予想に役立ててください。
もくじ
京都大賞典2019の出走予定馬と枠順
枠番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 |
1 | ノーブルマーズ | 牡6 | 高倉 | 56 |
2 | アルバート | 牡8 | 藤岡佑 | 56 |
3 | クリンチャー | 牡5 | 池添 | 56 |
4 | エタリオウ | 牡4 | 横山典 | 56 |
5 | チェスナットコート | 牡5 | 岩田康 | 56 |
6 | シルヴァンシャー | 牡4 | 浜中 | 56 |
7 | ドレッドノータス | セ6 | 坂井 | 56 |
8 | パリンジェネシス | 牡5 | 松山 | 56 |
9 | エアウィンザー | 牡5 | 三浦 | 56 |
10 | ウラヌスチャーム | 牝4 | 大野 | 54 |
11 | アドマイヤジャスタ | 牡3 | 北村友 | 53 |
12 | リッジマン | 牡6 | 蛯名 | 57 |
13 | メートルダール | 牡6 | 和田 | 56 |
14 | ダンビュライト | 牡5 | 松若 | 56 |
15 | レノヴァール | 牡4 | 藤岡康 | 56 |
16 | グローリーヴェイズ | 牡4 | M.デムーロ | 57 |
17 | ウインテンダネス | 牡6 | 菱田 | 56 |
例年、少頭数で開催されることが多い京都大賞典ですが、2019年は17頭と珍しく多頭数になりました。
ただ、頭数は多いもののなんとも微妙(失礼)なメンバーが揃った印象がありますw
手薄なメンバーだからこそ、頭数が揃ったと言えるのかもしれませんね。
なかなか予想も難しそうですが、まずは過去10年データを見ていきましょう。
過去10年データから京都大賞典の傾向をチェック!!
上位人気が優秀。あまり荒れないレースだが・・・
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 3- 1- 2- 4/ 10 | 30.0% | 40.0% | 60.0% | 67 | 74 |
2番人気 | 2- 1- 3- 4/ 10 | 20.0% | 30.0% | 60.0% | 58 | 96 |
3番人気 | 2- 0- 2- 6/ 10 | 20.0% | 20.0% | 40.0% | 101 | 89 |
4番人気 | 1- 3- 1- 5/ 10 | 10.0% | 40.0% | 50.0% | 86 | 112 |
5番人気 | 1- 0- 1- 8/ 10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% | 184 | 54 |
6番人気 | 0- 3- 0- 7/ 10 | 0.0% | 30.0% | 30.0% | 0 | 76 |
7~9人気 | 0- 2- 1- 26/ 29 | 0.0% | 6.9% | 10.3% | 0 | 78 |
10人気~ | 1- 0- 0- 26/ 27 | 3.7% | 3.7% | 3.7% | 615 | 139 |
過去10年の京都大賞典では、3番人気以内の馬が7勝しており、勝ち馬はほぼほぼ5番人気以内。
過去10年では唯一、2013年に11番人気・単勝166.2倍のヒットザターゲットが勝って3連単360万超えの大荒れになった事があります。
この大荒れのおかげで、10番人気以下の回収率がエゲつない事になってしまっていますねw
基本的には荒れにくいレースですが、先述の通りこのレースは少頭数での開催が多く、過去10年で一番頭数が揃った2017年ですら15頭立てでした。
今年は17頭立て + 微妙なメンバーという事で、荒れる可能性も十分にあるのではないでしょうか。
圧倒的に内枠有利。馬番1,2がなんと6勝!!
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 2- 1- 1- 6/10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% | 49 | 207 |
2枠 | 4- 0- 2- 5/11 | 36.4% | 36.4% | 54.5% | 1608 | 409 |
3枠 | 1- 2- 0-10/13 | 7.7% | 23.1% | 23.1% | 66 | 51 |
4枠 | 0- 1- 2-11/14 | 0.0% | 7.1% | 21.4% | 0 | 47 |
5枠 | 0- 1- 1-13/15 | 0.0% | 6.7% | 13.3% | 0 | 39 |
6枠 | 1- 1- 1-12/15 | 6.7% | 13.3% | 20.0% | 34 | 50 |
7枠 | 1- 2- 2-14/19 | 5.3% | 15.8% | 26.3% | 9 | 51 |
8枠 | 1- 2- 1-15/19 | 5.3% | 15.8% | 21.1% | 96 | 43 |
過去10年の成績を枠番別でみると、圧倒的に内枠有利と言えるデータになっています。
最初のコーナーまでが長いので、あまり枠順差が出なそうなコース形態なんですけどね。
京都競馬場の芝外回りコースは大体内枠有利なので、京都大賞典も例に漏れず・・・と考えた方が良さそうです。
このレースは少頭数で行われる事が多いので、枠番だけでなく馬番別のデータもみてみましょう。
馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番 | 2- 1- 1- 6/10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% | 49 | 207 |
2番 | 4- 0- 1- 5/10 | 40.0% | 40.0% | 50.0% | 1769 | 438 |
3番 | 0- 2- 1- 7/10 | 0.0% | 20.0% | 30.0% | 0 | 57 |
4番 | 1- 1- 1- 7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% | 86 | 74 |
5番 | 0- 0- 1- 9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% | 0 | 34 |
6番 | 0- 0- 2- 8/10 | 0.0% | 0.0% | 20.0% | 0 | 29 |
7番 | 2- 0- 1- 6/ 9 | 22.2% | 22.2% | 33.3% | 77 | 50 |
8番 | 0- 2- 0- 8/10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0 | 44 |
9番 | 0- 2- 0- 7/ 9 | 0.0% | 22.2% | 22.2% | 0 | 66 |
10番 | 0- 2- 1- 5/ 8 | 0.0% | 25.0% | 37.5% | 0 | 70 |
11番 | 0- 0- 1- 6/ 7 | 0.0% | 0.0% | 14.3% | 0 | 37 |
12番 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
13番 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
14番 | 1- 0- 0- 2/ 3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% | 613 | 116 |
15番 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
16番 | 0- 0- 0- 0/ 0 |
・・・馬番1と2だけで、なんと6勝。
ちなみに、2013年に単勝166.2倍の大穴をあけたヒットザターゲットも2枠2番でした。
とにかく内寄りであればあるほど有利なので、外枠の馬は割引いて予想した方が良さそうです。
個人的にはグローリーヴェイズを本命候補に考えていましたが、このデータを見た上でピンク帽子の1番人気はさすがに買いたくないですねw
逃げ馬が不振。差し馬を狙いたい!!
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収率 | 複回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 0- 0- 0- 11/ 11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
先行 | 4- 5- 4- 20/ 33 | 12.1% | 27.3% | 39.4% | 33 | 77 |
中団 | 4- 2- 6- 28/ 40 | 10.0% | 15.0% | 30.0% | 478 | 155 |
後方 | 2- 3- 0- 26/ 31 | 6.5% | 16.1% | 16.1% | 43 | 73 |
マクリ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
京都大賞典は開幕週なので、てっきり逃げ・先行馬が圧倒的に有利なのかと思いきや、過去10年、逃げた馬は1頭たりとも馬券に絡んでいませんでした。
さらに、先行馬の勝率・連対率・複勝率のは優秀ですが、回収率はイマイチ。
意外にも、差し馬(中団)の成績が優秀で、回収率で見ても圧倒的に差し馬を買うべきと言える数値になっています。
ちなみに、逃げ馬が不振なのは京都大賞典に限った話ではなく、京都芝2400m全体の傾向に合致しています。
今年は4枠の2頭、ドレッドノータスかパリンジェネシスあたりが逃げそうですが、個人的には軽視する予定です。
京都大賞典2019の予想
- 基本的には荒れにくいレースだが、今年は荒れるかも?
- 内枠圧倒的有利。馬番1,2だけで過去10年に6勝
- 逃げ馬が不振。差し馬の回収率が優秀
記事内の過去10年データから、京都大賞典の傾向はこんな感じ。
今年は抜けた馬もいないし、個人的に本命候補だったグローリーヴェイズも外枠・・・。
これなら、中途半端に人気どころを狙うよりも穴狙いした方が良さそうですね。
傾向的に1枠1番ノーブルマーズに飛びつきたくなりますが、それならもっと面白い穴馬がいますね!!
「2.アルバート」に注目!!
という訳で、前日最終オッズで単勝111.4倍、複勝も下限で11.3倍ついている穴馬「2.アルバート」を狙います。
1年近くの休み明けで全く人気がありませんが、去年のこのレースでは3着に入っています。
※アルバートは5枠5番休み明けでしかも8歳馬なので当然、状態面が気になるところですが、調教は抜群に良いので問題なさそう。
このオッズならもう、何も考えず単複だけ買っておけばいいですねw
・・・ただ、状態面が不安視されてのこの前日オッズだと思うので、パドックで良く見せていれば結構買われると思います。
枠も抜群に良いですからね。
相手を選ぶなら「1.ノーブルマーズ」と「16.グローリーヴェイズ」を絡めて買う予定です。