地方競馬の「交流重賞」は、中央競馬(JRA)所属の馬も出走できるレースの事です。
G2やG1じゃなくて、Jpn2やJpn1と表記されるアレですね。
普段中央競馬しかやらない人からすると、交流重賞はちょっと勝手が異なるので戸惑ってしまうかもしれません。
そんな地方競馬の交流重賞で「勝つ」ためには・・・
- 中央所属の馬が圧倒的に強い
- オッズがおかしな事になりやすい
- 地方所属の穴馬を見つけられると美味しい!!
この3つのポイントを頭に入れておくと良いです。記事内で詳しく解説します。
もくじ
1.中央所属の馬が圧倒的に強い
交流重賞は地方競馬の競馬場で開催されるので、いわゆる「地の利」は地方所属の馬にあります。
しかし、それ以上にレベル差が大きいので、中央所属の馬が圧倒的に強いと考えてOKです。
中央所属馬以外はほぼノーチャンスで、実質4頭立てや実質5頭立てみたいなレースも少なくないですからね。
もちろん、地方所属馬にも強い馬はいますが、やはり基本的に交流重賞は中央所属馬が中心になってきます。
2.オッズがおかしな事になりやすい
1つ目のポイントと重複する部分でもありますが、交流重賞はオッズがおかしな事になりやすいです。
たとえば、上記は2019年の「レディースプレリュード(Jpn2)」の最終オッズです。
12頭立てのレースですが、上位6頭と下位6頭のオッズ差がエグいですよねw
ちなみに、このレースは結局人気サイドの2→10→8で順当に決まりましたが、クビ差の4着は単勝104.1倍のクレイジーアクセルでした。
交流重賞はレースに出走する馬同士の実力差が大きく、ガチガチ決着になりやすいので「手堅く当てに行く人」が多いはずです。
そういった馬券購入者の思惑もあってか、交流重賞ではこのように偏りまくった極端なオッズになる事がよくあります。
順当に決まった場合の配当は悲しいほどに低くなりがちで、複勝の100円元返しなんかも日常茶飯事なので注意が必要です。
→【危険】地方競馬の複勝が100円元返しになりやすい3つの理由
3.地方所属の穴馬を見つけられると美味しい!!
上記2つのポイントを見てピンときたかもしれませんが、交流重賞では地方所属の穴馬を見つけられるとかなり美味しいです。
上記は2019年の「東京杯(Jpn2)」の最終オッズです。
このレースは、単勝1.5倍の断然人気に応えてコパノキッキングが圧勝しました。
しかし、2着に単勝38.6倍の地方馬ブルドッグボス、4着には単勝45.6倍の地方馬ショコラブランが入っています。
単勝1倍台の馬が勝ち切ったにも関わらず、馬連で1,750円・3連単で10,950円となかなかの配当になっているので、こういうのを狙えたら美味しいですよね。
中央所属馬が圧倒的に強いのは事実ですが、交流重賞で美味しい馬券にありつくためには、実力の割に軽視されている地方馬を見つけるのが手っ取り早い方法になります。
まとめ:交流重賞は地方所属の穴馬が美味しい!!
地方競馬の交流重賞は、中央所属馬が圧倒的に強く・オッズも極端に偏りやすいです。
出走馬の実力差が大きいのでガチガチ決着になる事が少なくありませんが、実力の割に軽視されている地方馬を見つける事ができればかなり美味しいです。
無理な穴狙いは良くないですが、人気のない地方馬は情報すらほとんど見ていない・・・なんて人は、結構損してしまっているかもしれませんよ。