【競馬】JRAのG1レース・賞金ランキング[2023年最新版]

【競馬】JRAのG1レース・賞金ランキング[2019年最新版]

2023年にJRA(中央競馬)で行われるG1レースは、全部で26レースあります。※障害2レースを含む。

この記事では、2023年にJRAで行われるG1レースの賞金をランキング形式でまとめました。

賞金ランキング第1位は、やはりあのレース・・・?

※レースの賞金は本賞金の他に出走手当などが貰えますが、この記事では「1着馬の本賞金のみ」でランク付けしています。

※追記
記事内容を2023年最新版にアップデートしました。
G1レースの賞金は2022年に大幅増額されましたが、2023年は一部のレースでさらに賞金が増額されて過去最高額となっています!!

もくじ

2022年に引き続き、2023年もG1レースの賞金が増額!!

JRAのG1レースの賞金は、2022年に20レース計8億4千5百万円もの増額が行われ、過去最高賞金額を更新しました。

しかし、今年も一部のレースにおいてさらに増額が行われ、2023年のJRA・G1レースの賞金額は2年連続で過去最高額を更新する運びとなりました!!

 

2023年に賞金額が増額されたG1レースは、以下の7レースです。

  • ジャパンカップ
  • 有馬記念
  • 皐月賞
  • 日本ダービー
  • 菊花賞
  • 桜花賞
  • オークス

JRAは今回の賞金増額について「国際競争力を高めるため」としていますが、こう見ると、国際競争レースであるジャパンカップ、そして有馬記念の賞金額がアップし、ついでに牡馬・牝馬クラシックの賞金もアップした・・・という形ですね。

詳しい賞金額や、アップ幅等については後述します。

「クラシック3冠ボーナス」もしれっと増額。

この記事の中でランキング形式でお伝えしている賞金額は“1着馬の本賞金のみ”ですが、実は、クラシックレースで3冠を達成した際に貰える「クラシック3冠ボーナス」なるものが存在する事をご存知でしょうか。

2023年は、このクラシック3冠ボーナスもしれっと増額・新設されているんです。

  • 牡馬クラシック3冠ボーナス…1億円 → 3億円
  • 牝馬クラシック3冠ボーナス…0円 → 1億円

これにより、牡馬クラシック3冠達成馬が獲得する賞金は、後述する本賞金と合わせて、なんと10億円の大台に到達する事となりました。

【2023年版】JRAのG1レース・賞金ランキング

【2019年版】JRAのG1レース・賞金ランキング

第1位 ジャパンカップ(5億円)

2022年にJRAで行われるG1全26レースの内、賞金ランキング第1位に輝いたのはジャパンカップです。

1着の本賞金は、なんと500,000,000円(5億円)

2022年に3億円→4億円にアップした賞金は、2023年に5億円にさらにアップしています!!

さすがジャパンカップ・・・と言いたいところですが、実は同率1位のG1があるんですよね。

第1位 有馬記念(5億円)

ジャパンカップと並んで、2023年のG1レース賞金ランキング1位タイとなるのが有馬記念です。

有馬記念の賞金もジャパンカップと同じく、2022年に3億円→4億円にアップし、今年もさらに1億円アップしました。

・・・という訳で、こちらも1着の本賞金は500,000,000円(5億円)です。

第3位 日本ダービー(3億円)

3歳馬の頂点を決めるG1、日本ダービー(東京優駿)が3位にランクイン。

1着の本賞金300,000,000円(3億円)となっています。

3歳世代最強馬を決める日本ダービーの賞金額は、2022年までの2億円から、3億円に大幅アップしています!!

第4位 天皇賞・春(2億円)

JRAの平地G1レースの中で最も長い3200mを走るG1、天皇賞・春が同率4位にランクイン。

1着の本賞金は200,000,000円(2憶円)となっています。

2021年までの賞金は1億5千万円でしたが、2022年から2億円にアップしています。

第4位 天皇賞・秋(2億円)

天皇賞・春と並んで天皇賞・秋が4位タイにランクイン。

こちらも2022年から賞金が5千万円アップしていますね。

1着の本賞金は200,000,000円(2億円)となっています。

第4位 宝塚記念(2億円)

春のグランプリレース、宝塚記念が4位タイにランクイン。

1着の本賞金は200,000,000円(2億円)となっています。

こちらも天皇賞と同じく、2022年から賞金が5千万円アップしています。

有馬記念と並んで2大グランプリと言われている宝塚記念ですが、有馬記念との賞金の差は2倍以上もあるんですね・・・。

第4位 大阪杯(2億円)

2017年からG1に昇格した大阪杯も同率4位にランクイン。

1着の本賞金は200,000,000円(2億円)となっており、2021年までの1億2千万円から2022年に8千万円の大幅アップを経て、今の賞金額となっています。

JRAは「G1競走の充実を図り、国内の超一流馬に参戦してほしいという狙いがあります」と意図を説明した。

【JRA】G1・20競走で賞金増額  ジャパンC、有馬記念は1着賞金4億円 – スポーツ報知

近年の大阪杯はドバイワールドカップデーと被って面子が揃わない印象なので、JRAがテコ入れの意味もこめて賞金を大幅アップしたんでしょうね。

第4位 菊花賞(2億円)

3歳G1で最も長い3000mを走るG1、菊花賞が4位タイにランクイン。

1着の本賞金は200,000,000円(2憶円)となっています。

※昨年の1億5千万円からさらに5千万円増額し、2023年は2億円。

第4位 皐月賞(2億円)

クラシックレースの1発目、皐月賞が4位タイにランクイン。

1着の本賞金は200,000,000円(2憶円)となっています。

皐月賞の賞金は2021年まで1億1千万円でしたが、2022年からは4千万円アップの1億5千万円となり菊花賞と同額に、さらに2023年も5千万円アップして2億円に到達しました。

第10位 安田記念(1億8千万円)

春のマイル王を決めるG1、安田記念が10位にランクイン。

1着の本賞金は180,000,000円(1億8千万円)となっており、2021年までの1億1千万円から、2022年に7千万円も大幅アップしています。

第10位 マイルチャンピオンシップ(1億8千万円)

秋のマイル王を決めるG1、マイルチャンピオンシップが10位タイにランクイン。

こちらも1着の本賞金は180,000,000円(1億8千万円)となっています。

安田記念と同じく2022年に7千万円アップという事で、JRAは古馬マイルG1にも力を入れてきた・・・という事でしょうか。

第10位 高松宮記念(1億7千万円)

春のスプリント王を決めるG1、高松宮記念が10位にランクイン。

1着の本賞金は170,000,000円(1億7千万円)となっています。

2022年からはスプリントG1の賞金も大幅アップしており、春秋スプリントG1ともに6千万円アップしています。

第10位 スプリンターズステークス(1億7千万円)

秋のG1シリーズ1発目、スプリンターズステークスが10位タイにランクイン。

春の高松宮記念と同じく、1着の本賞金は170,000,000円(1億7千万円)となっており、こちらも2022年に6千万円の大幅アップです。

第14位 オークス(1億5千万円)

3歳牝馬の世代No.1を決めるオークス(優駿牝馬)が14位にランクイン。

昨年に1億4千万円までアップしたオークスの賞金額は、今年も1千万円増額しています。

1着の本賞金は150,000,000円(1億5千万円)となっています。

ちなみに、JRAは2022年に多くのG1レースの賞金額をアップしましたが、牝馬限定G1のアップ率はイマイチです。

しかし、オークスだけは1億1千万円→1億4千万円と、それなりにアップしていましたね。

第15位 桜花賞(1億4千万円)

3歳牝馬3冠レースの1発目、桜花賞が15位にランクイン。

2022年に1着の本賞金が1千5百万円アップした桜花賞ですが、今年もオークスと共に1千万円増額し、2023年の賞金は1億4千万円となりました。

第16位 NHKマイルカップ(1億3千万円)

唯一の3歳マイルG1であるNHKマイルカップが16位にランクイン。

1着の本賞金は130,000,000円(1億3千万円)となっています。

第16位 ヴィクトリアマイル(1億3千万円)

マイル女王を決めるG1、ヴィクトリアマイルが16位タイにランクイン。

1着の本賞金は130,000,000円(1億3千万円)となっています。

第16位 エリザベス女王杯(1億3千万円)

秋の古馬女王を決めるG1、エリザベス女王杯が16位タイにランクイン。

1着の本賞金は13,000,000円(1億3千万円)となっています。

第19位 フェブラリーステークス(1億2千万円)

JRAでは2つしかないダートG1の1つ、フェブラリーステークスが19位にランクイン。

1着の本賞金は120,000,000円(1億2千万円)となっています。

こちらは2022年から秋のチャンピオンズカップと共に2千万円アップ。ダートも控えめですね。

第19位 チャンピオンズカップ(1億2千万円)

フェブラリーステークスと並んで、チャンピオンズカップが19位タイにランクイン。

フェブラリーステークスと同じく、1着の本賞金は120,000,000円(1億2千万円)となっています。

第21位 秋華賞(1億1千万円)

3歳牝馬3冠レースの最後、秋華賞が単独21位にランクイン。

2022年から1着の本賞金は110,000,000円(1億1千万円)となっており、2021年までの1億円から1千万円アップしています。

2022年に20のG1レースで賞金額がアップしましたが、アップ額・アップ率ともに秋華賞は最も控えめな数字となっています。

第22位 朝日杯フューチュリティステークス(7千万円)

22位は2歳G1の朝日杯フューチュリティステークスです。

1着本賞金は70,000,000円(7千万円)と、2歳戦なのでやや控えめな賞金額になっています。

1億円を割ってしまいましたね。

第22位 ホープフルステークス(7千万円)

22位タイは、朝日杯と同じく2歳G1のホープフルステークスです。

こちらも1着の本賞金は70,000,000円(7千万円)となっています。

第24位 中山グランドジャンプ(6千6百万円)

春の障害王決定戦、中山グランドジャンプは24位。

障害レースはG1でも賞金額が控えめですね。

1着の本賞金は66,000,000円(6千6百万円)となっています。

第24位 中山大障害(6千6百万円)

暮れの障害王決定戦、中山大障害も24位タイです。

こちらも1着の本賞金は66,000,000円(6千6百万円)と控えめな賞金額になっています。

第26位 阪神ジュベナイルフィリーズ(6千5百万円)

2022年にJRAで行われるG1レースの中で、最も賞金額が少ないのが阪神ジュベナイルフィリーズです。

・・・と言っても、1着の本賞金は65,000,000円(6千5百万円)あるので、少ないのかもはやよくわからないですけどねw

まとめ:第1位と最下位の賞金差は4億3千5百万・・・!!

2023年にJRAで行われる全26レースのG1の中では、ジャパンカップと有馬記念が5億円で同率1位でした。

一方、最下位の阪神ジュベナイルフィリーズの1着本賞金は6千5百万円しかなく、その差は4億3千5百万円もありました。

2022年から2歳G1・障害G1・日本ダービー以外の20レースの賞金額が大幅アップした事で、1位と最下位の差も大きく広がってしまった形です。※2023年の増額でさらに差が広がった。

 

・・・同じG1レースでも、レースによってエグいぐらい賞金額に差があるものですね。

ちなみに賞金額の傾向としては、

  • 古馬混合 > 3歳限定 > 2歳限定
  • 牡馬 > 牝馬
  • 芝 > ダート > 障害

綺麗にこのような傾向なので、「牝馬限定の2歳戦」である阪神ジュベナイルフィリーズが最下位なのは、割と納得だったりします。