ついつい点数が増えいがちな3連単馬券は、フォーメーションを使うことで効率よく点数を絞ることができます。
とは言え、フォーメーションはうまく考えて使わないとあまり点数が絞れず、結局ボックス買いに近いような点数になってしまった・・・なんて事もありがちです。
そこで私は3連単フォーメーションのコツとして、「印」を使って点数を絞ることをおすすめします。
競馬新聞などで予想家が使う◎〇▲といった印を、自分でもつけてから買い方を考えることで、簡単に3連単フォーメーションの買い目を絞っていく事ができます。
もくじ
「印」を使って3連単フォーメーションの点数を絞ろう!!
では早速、レースで買いたい馬に「印」をつけていきましょう。
印のつけかたに明確な決まりはありませんが、一般的には以下のような形で使われています。
- ◎…本命(1番手)
- 〇…対抗(2番手)
- ▲…単穴(3番手)
- △…連下(ヒモ)
- ☆…上記以外で印をつけたい穴馬など
◎・〇・▲は基本的に1頭を選びますが、△や☆に頭数の制限はありません。
“3番手を絶対に選ばなければいけない”なんていう決まりもないので、買いたい馬が絞れている場合には▲を省いたり、△の頭数をどんどん減らしていけばOKです。
買いたい馬に印をつけたら、まずは◎と〇の評価をハッキリさせましょう。
ここからは、◎が1着間違いないと言える馬なのか、そうではないのかによってフォーメーションの買い方を変えていきます。
◎を1着に固定したフォーメーションの買い方の例
◎の印をつけた馬を1着に固定した場合、馬単の発展系として考えればいいだけなのでフォーメーションの買い方は簡単です。
1着…◎
2着…〇
3着…△
◎-〇の馬単にヒモをつけたこの形が基本となり、ここに▲や△をつけ足していく事でフォーメーションを作っていきます。
では、いくつか例をあげてみます。
1着…◎
2着…〇▲
3着…〇▲△△
(6点)
3番手評価の馬を2着・3着に入れて、ヒモを2頭入れたこの形だと6点。
1着…◎
2着…〇▲★
3着…〇▲★△△△△
(18点)
さらに4番手評価の馬を2着・3着に入れて、ヒモを4頭に増やしたこの形だと点数は18点になります。
3連単フォーメーションの点数を絞るための簡単なコツとしては、このように1着を固定してしまうのが手っ取り早いです。
◎と〇に明確な差があると評価している場合には、1着を固定したこの買い方で点数を絞っていきましょう。
1着固定以外のフォーメーションの買い方の例
1着固定を馬単の発展系と考えると、1着固定以外のフォーメーションは馬連の発展系と考えるとわかりやすいです。
1着…◎〇
2着…◎〇
3着…△
◎-〇の馬連にヒモをつけたこの形を基本として、ここに▲や△をつけ足していく事でフォーメーションを作っていきましょう。
こちらも、いくつか例をあげておきます。
1着…◎〇
2着…◎〇
3着…△△△△
(8点)
まずはシンプルに、馬連に3着固定のヒモを4頭つけたこの形だと8点。
1着…◎〇▲
2着…◎〇▲
3着…△△△△
(24点)
3番手評価の▲を加えた馬連にヒモを4頭つけたこの形だと点数は24点になりますが、実はこの形のフォーメーションはイマイチです。
その理由は以下の2点です。
- 本命(◎)が絡まないパターンがある
- 〇,▲が3着に入るパターンがない
この形だと〇-▲-△のように本命(◎)が絡まないパターンも買うことになってしまいます。
また、例えば1,2着が◎-〇と順当にきた場合に、3着に▲が入っていないという変な買い方になってしまいます。
よって、3頭以上の馬連にヒモをつけた形の3連単フォーメーションを買いたい場合には・・・
1着…◎
2着…〇▲
3着…〇▲△△△△
(10点)
1着…〇▲
2着…◎
3着…〇▲△△△△
(10点)
このように2パターンに分けて買うことで、無駄や取りこぼしのない買い方ができるようになります。
馬連の発展系と考えた3連単フォーメーションは、1着固定と比べるとどうしても点数が多くなってしまうますが、これでも3連単のボックス買いなどに比べると大幅に点数を絞れています。
「3連単フォーメーション」と考えると難しいですが、このように馬単や馬連の発展系として考えていくと簡単ですし、この考え方が3連単フォーメーションで効率よく点数を絞るコツになります。
3連単フォーメーションの点数が何点になるのかわからなくなったら・・・
印を色々と並べ替えていると、
「あれ、これで買い目は何点になるんだろう・・・?」
となってしまうのは仕方のないことです。
そんな時は、JRAのフォーメーション組合せ数計算ツールが便利です。
こちらJRA公式が用意している便利ツールです。もちろん無料で誰でも使えるのでご安心を。
まとめ:印を使って点数を絞るのが3連単フォーメーションのコツ!!
3連単フォーメーションのコツは、印を使って馬単や馬連の発展系と考えていくことです。
3連単フォーメーションは闇雲に考えると難しいし、なかなか効率よく点数を絞ることができません。
この記事で解説した「印」を使って、効率よく点数を絞っていきましょう。