3連単のフォーメーションはよく使うけど、3連複では使わないという人が多いのではないでしょうか。
そもそも「3連複フォーメーションっているの?意味ある?」という声もよく耳にします。
・・・そんな3連複フォーメーションですが、もちろん意味はあります。
3連複フォーメーションは、3連複軸1頭ながしから余計な買い目をはぶいて点数を減らすのに有効な買い方です。
考え方や使いドコロを交えて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
軸1頭ながしから余計な買い目をはぶける「3連複フォーメーション」
冒頭で、3連複フォーメーションは、3連複軸1頭ながしから余計な買い目をはぶいて点数を減らせると言いましたが、実際に例を見てみましょう。
- ◎ – 〇 – ▲
- ◎ – 〇 – △
- ◎ – 〇 – △
- ◎ – 〇 – △
- ◎ – ▲ – △
- ◎ – ▲ – △
- ◎ – ▲ – △
- ◎ – △ – △
- ◎ – △ – △
- ◎ – △ – △
この3連複軸1頭ながし10点の内、「ヒモ(△)が3着以内に2頭も入る買い目はいらない!!」という買い方が以下です。
- ◎ – 〇 – ▲
- ◎ – 〇 – △
- ◎ – 〇 – △
- ◎ – 〇 – △
- ◎ – ▲ – △
- ◎ – ▲ – △
- ◎ – ▲ – △
フォーメーションを使うことで買い目を3点減らし、7点におさえる事ができました。
たった3点と思うかもしれませんが、その3点が余計な買い目なら意味は大きいです。
考え方としては「ながしやフォーメーションを使わず1点ずつ3連複を買うとして、その買い目(※この場合は◎ – △ – △)を買うか?」と考えるといいです。
・・・答えが「買わない!!」であれば、この3連複フォーメーションは非常に効果的な買い方であると言えます。
ちなみに、上の例でヒモ(△)が5頭だった場合、軸1頭ながしだと21点ですが、フォーメーションを使うと11点まで減らせます。
ヒモが2頭以上入る買い目をはぶく場合、ヒモ馬の数が増えるほど3連複フォーメーションの効果は大きくなるので、頭に入れておきましょう。
3連複フォーメーションの使いドコロは?
3連複フォーメーションの使いドコロとしてわかりやすいのは、上でも触れたとおり「3連複軸1頭ながしの内、ヒモ(△)が3着以内に2頭も入る買い目はいらない」という場合です。
- ヒモが2頭入る可能性はかなり低そう
- ヒモが2頭入ると配当的に厳しい
人気薄の穴馬をヒモに選んだ場合は1。人気サイドの馬をヒモに選んだ場合は2の考え方になります。
・・・ちなみに、
- ヒモが2頭入る可能性も十分ある
- ヒモが2頭入っても配当的に問題ない
こういった場合には、3連複軸1頭ながしで問題ありません。
軸1頭流しはヒモ馬の数が増えると点数がかなり増えてしまうので、その点にだけは気をつけましょう。
まとめ:3連複フォーメーションは使える!!
意味のない買い方に思われがちな3連複フォーメーションですが、軸1頭ながしの発展系と考えれば、使いドコロが結構あります。
わかりやすいのは「3連複軸1頭ながしの内、ヒモ(△)が3着以内に2頭も入る買い目はいらない」という場合。
こういった場合には特に有効な買い方なので、ぜひ覚えておきましょう。